「笑うな」筒井康隆
ブラックジョーク(毒)満載の短編集。(シリアス作もあります。)
読書ならぬ毒書?、あら~どくしょな~。(面倒な~。)
作品の端々に登場する昭和の香りは、ブラックさを引き立てるエッセンス。
こんな表記しても大丈夫?というのもあります。
おそらく世代はよっては、何が面白いのかワカラナイと思う。
短い文章で、印象深い内容を著すのは長編より難しいかと。
過激なことを書けば記憶に残るが、それだけでは下品になります。
それがいい塩梅なのが筒井作品なのかな。
収録の34編全てが、タイトル通り「笑うな」!と言われているような気がします。
今月も、笑われない?ようにしないと。