パブリック・スクール
「パブリック・スクール」~イギリス的紳士・淑女のつくられかた 新井潤美
歴代首相をはじめ著名人を輩出した、イートン、ハロウなどの寄宿制私立名門校パブリック・スクール。
階級が根強く残るイギリス社会において、上流階級の子弟の教育機関でありながら、文化の一部として広く国民に共有されてきた。・・・(本書カバー)
名称はパブリック・・・なんだけど、公立校ではありません。
イメージは中高一貫エリート養成校。
おおざっぱにイギリスには「アッパー・クラス」「アッパー・ミドル・クラス」「ロウワー・ミドル・クラス」「ワーキング・クラス」が存在し、主に「アッパー・ミドル・クラス」以上が学ぶようです。
でも、かつて寄宿生活でのイジメや、罰としてのむち打ちは日常茶飯事だったといいます。
ドロドロ~オソロシイところなんや。
ハリー・ポッターの世界観をイメージ。(ただし映画は見たことがない。)
イギリスならでは~なのかもしれないが、なんか~嫌な学校制度だ・・・。
近年は留学生を受け入れたり、イギリス以外にも「パブリック・スクール」が創設されたりしているそうです。
日本もそうだけど、まだまだ舶来信仰、欧米指向なんだなぁ。