わたしはペレグリン~マディソン郡の橋
「マディソン郡の橋」ロバート・ジェームズ・ウォラー 村松 潔 訳
屋根付きの橋を撮るため、アイオワ州の片田舎を訪れた写真家ロバート・キンケイドは、農家の主婦フランチェスカと出会う。漂泊の男と定住する女との4日間だけの恋。・・・(本書カバー)
映画化された有名なタイトルだけ知っている。
内容はマッタク知らずの予備知識無しで読み出す。
登場人物が少なくストーリーもシンプルで読みやすい・・・大人のファンタジー純愛?小説。
読みながら、チョッと憧れてみたり~ドキドキしていたり~。
いろんなブランド(といってもラグジュアリーブランドではない)商品が登場するのは、本書が書かれた時代背景(バブル経済下)の名残り?、アメリカはバブっていなかったかもしれないが。
しかし、物語の時代は1960年代半ばです。
当時からの豊かなアメリカンライフの一端を感じる。
「わたしはハイウェイ、わたしはペレグリン(ハヤブサ・異邦人・放浪者)わたしはかつて海に出たすべての帆船なんだ」
キンケイドはファンタジーの存在だったのかも。