会社で働くということは
『会社で働くということは』
所属している会社というのは、働く皆さんにとって、いったいなんであるのか・・・とじっくり考えてみたことはありますか。
もし、株式を所有していれば、会社の一部所有者とは言えますが、それがほんの僅かであれば、経営に参加できるわけでもなく、配当を受けることぐらいのものです。
入社以前から会社は存続しており、退職後も会社が存続すると仮定した場合、その間「会社に自分の時間と労力を提供し、その対価として賃金が支給される」といった関係に過ぎなかった、という見方もできます。
いわゆる、会社に使われている、雇われている、という考え方であります。しかし、これではあまりにも消極的で、受動的な発想と言わざるを得ません。
せっかくその会社で働いているのですから、もっと、積極的に、建設的に考えるべきではないでしょうか。
即ち、会社とは給料を頂きながら勉強のできるところ、自身の能力向上を図れるところ、交際範囲、人脈を広げられるところ、自分の信用を積むことのできるところ、などと考えるべきであり、また、会社とは独立精神を養う場所、人間関係や人間心理を研究する場所、自分の可能性を計測する場所などという見方も決して間違いではないのです。
会社とは、雇われているだけのものではなく、最大限利用するところと考え、自分自身を大いに成長させるべきであり、それが如いては会社にとっても大いにプラスになるはずです。せっかく縁あって働いている会社なのです。単に給料を稼ぐだけのために会社があるといった消極的な考え方では虚しくはないですか。また、それではあなた自身が衰退してしまうのでは。
・・・定期的に送られてくる会報紙に載っていた文章です。
上から目線ですが、その通りだと思います。
入社して間もなかったり、柔軟思考できる時期に聞くと、ストン!と腑に落ちる内容かと。
イエイエ~何時でも遅いということは無いです。
働くということは~、なぜ働くのか?、なぜこの仕事(会社)なのか?。
シンプルながら、奥深い問いかけです。