もちつきの思い出

かつて~年末28日は、「もちつき」の日でした。

前日あたりから、もち米が水に浸され、杵、臼、もち米を蒸すセイロ、釜が準備されていたことが思い出されます。

当日、目覚めると、お湯を薪で沸かすために煙の匂いがして~「今日はもちつきの日だ!」と、ワクワクしながら起きたものです。

蒸しあがった熱々のもち米を一握りとって、粗塩をまぶして食べると・・・何とも言えず美味かった。

今では、なかなか食べられないご馳走かと。

臼でもち米を杵で小突きし徐々についていきます。

手返しはコワくてできなかった・・・。^_^;

モチロン(もちだけに・・・)、つきあがったばかりの、もちの美味さも格別です。

 

あー、思い出しただけでも口の中に熱々と塩気と食感がよみがえるな~。(涎)

いまでは滅多に見ることのなくなった、家族~一族勢揃いの昭和的もちつき風景でした。

 

まだ、一臼くらいはつき上げることができるかな?。(けっこうしんどいのです・・・。)