日経紙「江戸の雪景色」十選
歌川広景「江戸名所道戯尽 廿二 御蔵前の雪」
雪だるま~にしては、凝っているというか縁起物の達磨に近い。
江戸の雪だるまは、このカタチがポピュラーのようです。
手前の男性が下駄の鼻緒を直している側で、雪だるまに置かれた魚とネギを犬が狙っている・・・。
鍋料理にでもしようとしたのでしょうか?このままだと、犬のごはんになりそう。
巨大雪だるまの無表情さが、この後に起こるであろう~ドタバタ劇にスパイスを加えています。
江戸の人たちは、雪が積もっていても、雪だるまをつくり楽しむ余裕?があったのだなー。