書店主フィクリーのものがたり

「書店主フィクリーのものがたり」 ガブリエル・ゼヴィン 小尾芙佐 訳

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次回の読書会課題本・・・予備知識ゼロで読みだす。

本屋を舞台にしたファンタジー?かなと思っていたが・・・。

ある意味そうなのかもしれない。

読後には本屋さんに行きたくなりますね~。

電子書籍ではなく、紙の本礼賛。

作中に登場する作品をすべて読めば、A・J・フィクリーになれる?かも。

 

・・・アイランド・ブックス、年商三十五万ドル、売り上げは観光客が訪れる夏期シーズンにほとんど集中している。

売り場面積はほぼ五十平方メートル。書店主(フィクリーの好みはきわめて特殊)のほかに、フルタイムの店員はいない。児童書の棚はきわめて少ない。

ホームページはネット上に出たばかり。訴求効果は貧弱。在庫は主として文学関係・・・。

 

冒頭にある「アイランド・ブックス」のデータです。

自前店舗で15坪程度で、年間3600万円ほどの売上があれば、書店~小売店とすれば繁盛店ではないでしょうか。

高価な本が売れているのかな。

出版社の営業がわざわざ訪れるワケですねー。

出版社や卸への支払い条件は不明ながら、売上が夏期に集中しているということは、事前に多めに在庫をしておけば支払いも容易かな?・・・と、本書内容とは関係ない面を考えてしまった。

 

アメリカでも書籍の粗利は低いのでしょうか?再販制度はあるのでしょうか?。(^_^;)