(仮称)リ・ボーン計画

売上が減る・・・では、増やそう!ということになりますが、賃貸料収入が主なので一旦減少した売上を回復させるのは、なかなか難しい。

 

売上も大事だが利益の確保も考えつつ、空いたスペースへのテナント誘致と同時に、経費削減にも取り組みます。
やみくもに経費削減!ではなく、ホッタラカシにはできない老朽化しつつある館内設備の整備は進めました。
徐々にではありますが~。

 

行政指導もあり2014年に屋上広告塔を解体撤去します。
この頃から建物耐震強度診断の実施もいわれていたので、この広告塔撤去は将来的な建物解体も意識していました。
そして、2015年初頭にかけて建物耐震強度診断を行います。

 

・・・その結果は、強度不足であり大規模な耐震補強工事が必要との結果。
その後も有力専門店退店が続き、マサに踏んだり蹴ったり状態・・・。

このままではいけない!。
耐震補強工事を行ったとしても、巨額な工事費を回収できるだけの売上が見込めるのか?、流通大激動時代の波に翻弄されるだけ!・・・との気持ちを強く持ったのでした。
心の奥にある「建物解体」を前面に持って来なければ。

 

それを受けて、2015年終盤頃から密かに〇〇〇社とコンタクトを取ります。
フェアな方法ではないが、一人でコソコソ活動。

2020年の東京五輪くらいまでには具体化したいな~と考えていたが、2016年夏に発生したキーテナント破産を受けて、計画を1年前倒しすることにしました。

駆け足で進めなければ!・・・ということで、パレットテナント会役員と面談して考えを伝えます。

「(仮称)リ・ボーン計画」として、関係者との折衝が本格化するのは、その頃から。

その後は、書けないような?(;”∀”) いろんなことを経て、2018年3月31日にショッピングタウン パレットを閉鎖するに至ります。

 

2010年に「経営理念」を作成した時点から、現在の状況を想像していました。
中長期的な視点かつ客観的に自社を見ることがことができて、良かったと思っています。

数日に亘ってちゃべちゃべと綴ってきたのは、今の状況をあらためて、そして客観的に見直そう~と思ったからです。
そういう気持ちにやっとなれたということかも。

ここに至るまで、本当にいろんなことがありました。
多くの方々にご協力いただきました。
この計画・この瞬間のために、これまでの人間関係を始めとする全てのつながりや、出来事が在ったのだ!と、強く感じました。

無駄なことは一切ないのです。

周りの全てに感謝、ありがとうございます!。

すべてを記すことはできませんが、ある程度オープン?にすることで、気持ちの整理をしたかったのでした。<m(__)m>

 

そして、新たな計画?に向かいます。