良い生き物になる方法
動物たちが教えてくれた「良い生き物になる方法」 サイ・モンゴメリー 著 古草秀子 訳
・・・著者の半生は冒険と感動に満ちている。調査や執筆のために世界中を旅してきた彼女は、動物たちは自分の「人生の教師」なのだと語る。人間以外の種に属する生き物について知ることは、わたしたちの魂を驚くほど成長させ、「良い生き物になる方法」を教えてくれるというのだ・・・。(中略)出会った動物たちはそれぞれが驚きに満ち、それぞれに完璧な存在だった。彼らは大切な真実の数々を、身をもって教えてくれる。じつのところ、動物はわたしたち人間が知っている以上にすばらしい。(本帯「訳者あとがき」より)・・・
著者が出会った、犬・エミュー・豚・タランチュラ・オコジョ・キノボリカンガルー・ミズダコ~との交流録。
珍獣やなじみのない生き物が目立つかな?。
その見かけにこだわらない?動物好きな著者は、シン・ムツゴロウ。
(ムツゴロウ王国・・・どうなっているのか?。)
・・・学ぶ者の準備が整ったときに教師が現れる、という言葉がある。今回は、学ぶ者は準備ができていなかった。とはいえ、教師は現れたのだ。サーバー(片目が見えないボーダーコリー)が人生の一部になったとき、わたしは五八歳だったが、良い生き物になるための道のりには、学ぶべきことがまだまだあるのだと、たちまちわかった。・・・(P.165)
何かしらのメンタルや身体的ハンディキャップを持っている犬たち~、モリー(スコティッシュテリア)・テス・サリー・サーバー(共にボーダーコリー)との出会いと別れのくだりは、ワンコが愛おしくなる~愛犬家あるある・・・。(;_:)
訳文が・・・海外モノにアリガチな?抑揚のない感じだったので・・・チョッと読了までに時間がかかった・・・。(失礼いたしました。)(-_-)