奇想の系譜
日経紙朝刊「私の履歴書」~年初から連載は、美術史家の辻惟雄氏です。
誰?~読み出すと「奇想の系譜」著者でした。
約2年前に東京都美術館で開催されていた「奇想の系譜展」を思い出す。
見学ついでに展示図録を購入していました。
幻想の博物誌・・・伊藤若冲
醒めたグロテスク・・・曽我蕭白
京のエンターテイナー・・・長沢芦雪
執念のドラマ・・・岩佐又兵衛
狩野派きっての知性派・・・狩野山雪
奇想の起爆剤・・・白隠慧鶴
江戸琳派の鬼才・・・鈴木其一
幕末浮世絵七変化・・・歌川国芳
江戸時代に描かれ色彩鮮やかで、グロテスク?アバンギャルド?な絵画の数々が楽しめます。
大人気の展示だったので、後にゆっくり見よう~と購入していたのがヨカッタ。
絵画は何にもワカラン・・・ですが、眺めているうちに好きになったり、興味が湧くこともあります。
そこから枝葉が伸びるように、関連する興味津々が拡がっていくのも楽しい。
新聞連載を読みながら、「奇想の系譜展」も思い出しています。