スマホ脳
「スマホ脳」 アンデシュ・ハンセン 久山葉子[訳]
・・・平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブスを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。
なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存 ー 最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。・・・(本書カバー)
数十万年以上かけて~ゆっくり着実に成長、継承されて来た人間の「脳」が、ここ十数年のデジタル機器利用拡大に対応出来ていない。
デジタル機器によってもたらされる「情報」の大半は、身体に良くないジャンクフード同様で取り込み過ぎると・・・。
SNSは、利益追求のため「脳」の弱みを突いてくる?。
人間の脳はデジタル社会に適応していない・・・ということのようです。
では、どうすればいいのか?スマホ(パソコン・タブレット端末も同様~)無しで、社会生活は成り立つのか?。
昔に戻れ!ではなく、正しくデジタルのメリット・デメリットを理解し、あくまでも「ツール」として使いましょう。
リモートワークって大丈夫?~本書を読むとやや不安になります。
座って読んでいたが、運動の重要性にふれている章から、立ち上がって部屋の中を歩き回って読むようになった・・・単純さ。
誰しも「脳」の下に生きて活動しているが、自分自身であるはずなのに「脳」がよく分かっていない・・・という不思議というか矛盾?を感じました。
人はワカラン。