盛者必衰の理
「易経」一日一言~8月16日 盛者必衰の理(しょうじゃひっすいのことわり)
亢龍悔ありとは、盈つれば久しかるべからざるなり。(乾為天)
・・・勢いのある昇り龍も、高みに昇り過ぎれば失墜し、降り龍となって後悔する。満月が必ず欠けるように、物事も盈ちれば、それは久しく続かないということである。
人は運や勢いに任せていると、その時がまるで永遠に続くかのように錯覚する。しかし、満ち足りた時に溺れて、驕り高ぶれば、得た地位も名誉も長くは続かない。
これは万人にとって戒めとすべき言葉である。・・・
そんな気持ちではないが・・・知らず知らずのうちに勘違いしているかもしれない。
調子のいい事ばかりではなくても、現在の状態がずっと続くと思っている・・・。
ハッ!とする言葉や文章に出会うのは、出会うべくして出会ったのだと思う。
必然性があり・・・今回も自分では気づかないうちに「驕り」があったのかも。
決して龍ではないのですが。