出雲大社
歴史探訪・・・その六「出雲大社」~ここへの訪問・参拝は今回の歴史探訪主目的です。
・・・出雲大社は、オオクニヌシが国造りを終えて、いよいよその全権を天つ神に委譲する時(国譲り)、その隠居所を出雲に建てさせた。公式にはこれが、出雲大社の起源である。その規模の雄大さは『古事記』に「底つ石根に宮柱太しり立て、高天原に氷木高しりて」と記されているが、ようするに柱は地をつらぬき、屋根は天に届くほどであった。社伝によれば高さが三二丈(九六メートル)あったという。東大寺の大仏殿がその約半分であるから、いかに巨大なものであったか想像される。しかし、その後、建て替えて一六丈(四八メートル)となり、現在はさらにその半分になっている。記録によれば、その高さのため本殿はしばしば転倒しているとのことで、それを思えばあながち誇張とも言えないのかもしれない。・・・「縄文の神が息づく一宮の秘密」P.148
一時小雨に逢ったが、やがて止み秋晴れの下参拝が叶う。
ここ出雲大社は旧暦の神在月で、全国津々浦々から八百万の神々が集う境内には多くの参拝者が訪れています。
正直なところ信仰心は薄い(?)が、人々が集い祈る場所には「何か」が、おわすのだと思う。
さまざまな祈りの中には、感謝の気持ち等の良いものもあれば、邪念な存在もあるかもしれないが、それらをすべて吞み込んで納めてしまう「場力(ばぢから)」のようなものがあるのかもしれない・・・と思ふ。
今回の歴史探訪で訪れた神社の場所には、それぞれに意味があると感じました。
「一宮の秘密」~オカルトではない純粋な、縄文の祈り、古代人の気持ちにチョットだけふれることができたかもしれないなぁ。
なかなか一人では周れない場所へ導いてくれた「歴史好きチーム」と八百万の神々に感謝です。