始めが肝心

「易経」一日一言~3月7日  始めが肝心  君子もって事を作(な)すに始めを謀る。(天水訟)

・・・何か事を為す場合に、すぐれた人は後に争いが起こらないように、最初によく考えてから計画する。

物事には始めに兆しがある。後になってトラブルになり訴えるような場合でも、その物事が始まった時点で、すでにトラブルの素因が内包されていることが多い。

天水訟(てんすいしょう)の卦は、争い事で訴える側に立った場合、たとえ勝ったとしても損害を被る、と教える。・・・

 

現在の世界情勢をみていると部分的に優勢でも、全体からみるとダメージを受けつつある某国を思い浮かべます。

争い事は極力避けるが基本。

争いを恐れて行動を起こさないのも問題かと思いますが、やる以上は腹をくくって!ということか・・・と思う(腹くくってしまった?)。