機微を観る

「易経」一日一言~6月11日 機微を観る

先王もって方を省み、民を観て教えを設(もう)く。(風地観

・・・古代の王は四方の諸国を巡幸し、そこに住む民の様子を観察した。そして、今何が必要かを察して、法律や規則、慣習を定め、教えた、

家庭や会社組織においても、リーダーは、人の表情や、仕事ぶり、生活ぶりのわずかな機微を観て。荒廃や乱れの兆しがないかと洞察することが大切である。・・・

 

「機微」とは、表面に現れないごくかすかな動きや気配。

コレを観て、何かを感じることが出来るようになるには習って出来るものではありません。

喜怒哀楽~感情の動きや様々な経験を積まないといけないのではないでしょうか。

現象から洞察力、想像力を働かせて・・・どう反応するか・・・望ましい方向や結果に至るように持っていく・・・かなり難しい。

「機微を観る」~腹の探り合い?。

思いやり~慮る~みたいな観方が出来たらいいなぁと思います。