三菱A6M5~再び
2023年2月9日 北陸中日新聞「中日春秋」で「零式戦闘機」吉村昭~が取り上げられていました。
以前、読んだ際には戦争の虚しさと辛さ、美化の危険を感じています。
コラムは、零式戦闘機と先ごろ事業撤退が決定した国産ジェット旅客機「スペースジェット」について書かれており、両機とも三菱重工業の開発によります。
道路等の基本インフラが未整備だった「零戦」開発時の昭和前期と、現在の、ほぼすべてが揃っている中での「スペースジェット」事業撤退は残念・・・。
両機とも国策として開発された経緯があり、兵器と旅客目的という航空機の真逆の利用方法も相まって皮肉にも感じます。
運用・価格面でライバル機の方が優れていた~「スペースジェット」は商用運航水準には達していなかったのか・・・。
工業力の裾野が広い技術立国「日本」だと思っています。
商業・採算ベースに乗らなかったら、撤退はやむを得ないのかもしれないが、技術継承とか国策として維持できなかったのでしょうか。
基本的に航空機は軍事転用可能だから、何某かの圧があった?。