弥生朔日 世にもあいまいなことばの秘密

「世にもあいまいなことばの秘密」 川添愛

・・・「この先生きのこるには」「冷房を上げてください」言葉には、読み方次第で意味が変わるものが多々あり、そのせいですれ違ったり、争ったりすることがある。曖昧さの特徴を知り、言葉の不思議に迫ろう。・・・(本書カバー)

 

「おしょくじけん」⇒「お食事券」・「汚職事件」のように文字にすればわかるが、言葉だと取り違えてしまうこともある。

有名になった?「忖度」は「相手の真意を推し量ること」で、元々は悪い意味では無かったのに、報道でイメージが変わってしまった。

「やばい」も「危ない」から「すごく良い」という使われ方もあります。

コントや漫才・落語の面白さは、日本語の曖昧さのおかげ(?)~。

 

著者の「言語学バーリー・トゥード」が面白かったので、読んでみたが~アレッ?期待したのと違うかも・・・。

なんか、教科書や論文を読んでいるようで・・・一部、端折ってしまった。

 

物事を正確に伝えることは、ツールの如何を問わず難しいということで。

今月も(は?)伝え間違いのないように・・・。