存在の耐えられない軽さ
「存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラ
・・・「プラハの春」とその凋落の時代を背景に、ドン・ファンで優秀な外科医トマーシュと田舎娘テレザ、奔放な画家サビナが辿る、愛の悲劇。たった一回限りの人生の、かぎりない軽さは、本当に耐えがたいのだろうか?甘美にして哀切。究極の恋愛小説。・・・(本書カバー)
内容はわからずタイトルだけ知っているのが「存在の耐えられない軽さ」です。
映画化されていたので、タイトルは聞いたことがあるかも?~だった。
浮ついたドン・ファン=プレイボーイの話かと思って読み出します~確かにそんな場面が多い。
しかし難解・・・読み終えるのに時間がかかりました。(本当に恋愛小説なのか?)
冷戦時ソ連の傀儡政権下のチェコスロバキア~時代や舞台背景も複雑。
反共産主義??再読するともう少し理解できるかもしれないが・・・。
存在の耐えられない軽さ~なのは誰だ?何だ?。
終盤のトマーシュとテレザの愛犬カレーニンを巡る場面は感情移入できました。
タイトルだけ知っているのではなくなったが・・・難しいとしか言えない作品が、また増えましたね・・・。