誰も農業を知らない2

「誰も農業を知らない2」SDGsを突きつめれば、日本の農業は世界をリードする 有坪民雄

 

・・・食料自給率は当面低いままでいいんです。無農薬はサスティナブルじゃないんです。
農家の激減と耕作放棄地、交付金と大規模農業の関係、有機肥料・土壌保全の重要性、温暖化と農業、持続可能性……、これからどう考えていくべきなのか、第一線のプロ農家が直言!・・・(本書カバー)

 

以前読んだ「誰も農業を知らない」の続編です。

前作同様、世間で喧伝されている大規模化・6次産業化~といった机上の(著者曰く)議論を喝破?。

今回はSDGsを切り口に・・・。

著者は、米作を手掛けるためか、米価には手厳しい~高く売るためには自給率は低いままでいい?。

そして社会全体にも要望されていることながら、農業現場での賃上げも訴えています。

 

なるほどーと、思う一方で自給率は低いままで~との主張には???。

内容が電気自動車や農業機器の遠隔操作にまで及ぶので、風呂敷拡げ過ぎでは・・・とも。

前作にもあったが、冒頭部分の「プロ農家」という言葉に違和感を感じています。

著者が在職していた、○○総合研究所との関係が続いているのかも。

 

・・・と言ってる私も農業を知らないのですが。