ビデオテープ2025年問題
日経紙(1月5日)Science版に「ビデオテープ2025年問題」とありました。
ビデオテープに保存されている映像や動画が見れなくなる可能性大!。
再生機器生産が既に終了しており、磁気ヘッドの保守期間も終了しているような。
再生機器もそうだが、ビデオテープ自体も劣化する・・・では、他のデジタル媒体へ移せばいい~となるが、100年以上の保管に耐えられるかどうか?。
保管できたとしても保存形式が将来も同様という保証はなく、現に米航空宇宙局の火星探査機データ(1970年代)を、1990年代にあらためて解析しようとしたらファイル形式の詳細が解らずデータが消失したという・・・。
・・・デジタル技術は人類に多大な恩恵をもたらしたが、長期保存の点で必ずしもアナログに勝るとはいえない。古代エジプトの石柱ロゼッタストーンは2000年以上たっても刻まれた文字を読める・・・(記事)
長期間データ保存の技術開発は進められているが、一時的にデータ消失!の危機は避けられないかも。
何でもかんでも保存すればいいというものでは無いし、場合によっては忘れる(消し去る)ことも必要なんだろうなー。
忘れることは得意?。
心に秘める・・・ (^_^;)。