日経紙「遊び絵 江戸のユーモア」(8)
歌川広重「狂筆蝠寿の姿見 鞘当/先代萩」
「蝠寿」は「福寿」~幸福で長命、お目出度いことを文字絵で表したもののようです。
「蝙蝠(こうもり)」は、文字が「福」に通じて縁起が良い生き物らしい。
上下の絵とも人物の着物の描線が「壽」草書体になっている?~そう言われればそう見える。
着物柄や提灯にも蝙蝠や壽が。(鞘当)
それぞれの人物の髪型が蝙蝠であり、下の絵(先代萩の場面)は蝙蝠を足で押さえている・・・。
「遊び絵」を鑑賞するには、知らないといけないことがタクサンありました・・・かなり奥が深いです。