わかったつもり

「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」 西林克彦

20年ほど前に初版発行で、今でも読み継がれているということで・・・タイトル買いしました。

・・・いま私たちが文章を一読して「わかった」という状態にあると考えてみてください。この一読して「わかった」という状態が、実はあまりよくわかっていなかったということは、よくあることです。だからこそ、文章をよりよく読まなければならないわけです。ところで、ひるがえって考えてみると、「わかった」という状態は、「わからない」ことがないから「わかった」状態なのです。・・・「はじめに」

 

充分でない「わかった」状態が、「わかったつもり」ということのようです。

正直、「わかったつもり」が解消されませんでした・・・かといって「わかった」状態もあったかどうか。

読みやすいが読みにくい?が、序盤から続いておりました。

読解力ないんだ・・・読んだつもり。

「模範解答」がある受験用には有効かもしれないが、文章を読み、どう思うか?感じるか?は読み手に委ねるのがいいと思います。