ロストテクノロジー
5月29日の北陸中日新聞コラム中日春秋で、吉村昭「戦艦武蔵」が紹介されていました。
10年くらい前に読んでおり、思い出深い一冊のひとつ。
コラムは、某国で起きた艦船進水式でのトラブルに関連した内容。
巨大な武蔵と、この某国艦船を比べるのはフェアじゃないが、関係者の境遇が気になるところです。
どれだけ科学技術が発展してもトラブルは付き物。
それと、80年前の武蔵が建造された当時の技術が継承されていないこともあるといいます。
巨大な砲塔を作るといった兵器のための技術かもしれませんが。
現物があれば産業遺産的に保管できるが、再現は不可。
現代では不要だから、利用価値がないから・・・で、消えていく技術は他のも多くあるのだろうな。
コラムを読んでムタムタ思ふ。