ゆみやの儀とりやうの事
名将名言録一日一言~6月25日
・・・ゆみやの儀とりやうの事、四十歳より内はかつやうに、四十歳より後はまけぬやうに 武田信玄 『甲陽軍鑑』
「ゆみやの儀とりやうの事」とは、合戦の仕方という意味。四十歳までは勝つように戦い、初老となる四十歳過ぎからは、負けないように戦えとの教訓である。ただし、この言葉に続けては、少身を相手にする時は、二十歳内外であっても負けないように、勝ちすぎないように戦えという。信玄は勝ちすぎ、急激に敵を追い詰める危険を戒め、負けない戦い方で、最終的な勝利を手中にすることを望んだ武将である。・・・
信玄だからこそ、勝つように・負けないように戦え~と言えるのです。
言葉としてはカッコイイが、現実はかなり困難。
その実例が現在進行中の国際紛争(戦争なのか?)。
やられたらやり返すの応酬が続きます。
日本の戦国時代と現代社会を同列で見ることも難しいが、武田信玄だったらどう動いたかを想像。