船の体育館

日経春秋(8月4日)に香川県立体育館のことが書かれていました。

丹下健三氏の設計で同時期に出来た国立代々木競技場が保存の方向なのに、香川県立体育館は解体されるようです。

方や繊細な未来的、方やどっしり古代風と、どちらも個性的な建築物。

築60年・・・公共施設のため老朽化対策や耐震強度のクリアは保存の必須条件です。

香川県体育館は用途変更して保存の方向もあったようですが、結局は解体。

費用面の課題が、あったのだなぁと想像します。

国会議事堂や東京駅といった建物もありますが、どのような建物もいずれは老朽化し解体へ。

高温多湿の我が国では致し方ありません。

式年遷宮が行われる伊勢神宮のような建物は消滅と再生を繰り返しています。

数百年~千年単位で先を見据えている・・・自然観~宇宙観~精神世界観~でムタムタになりました。