アムステルダム

「アムステルダム」 イアン・マキューアン 小山太一訳

・・・ロンドン社交界の花形モリーが亡くなった。痴呆状態で迎えた哀れな最後だった。夫のいる身で奔放な性生活をおくった彼女の葬儀には、元恋人たちも参列。なかには英国を代表する作曲家、大新聞社の編集長、外務大臣の顔も。やがてこの三人は、モリーが遺したスキャンダラスな写真のために過酷な運命に巻き込まれてゆく。・・・(本書カバー)

 

あまり物語に起伏がなく淡々と読み進めるが、短編小説だけど意外と時間がかかりました。

映像化すると、もっと面白いのかも?。

明るみにならないだけで、世界中にこのようなトラブル・スキャンダルはあるのでしょうね。(多分)

なぜ、アムステルダムなのか?最後にやっとわかりました。

巻末の訳者あとがきにあった、man of the world(一応の理性と良識を備えた、ちゃんと社会に適応していて、社会のちょっとした不正には目をつぶるだけの度量?のある人物)という表現が興味深いです。

再読すると物語の深みがわかるような気もするが・・・。