偉大なギャツビー
やっと読めた~。
・・・が、待ち焦がれて読んだ~のではなく、苦労の末にたどり着いた~です。
某書店の新古本コーナーで見つけた80円の文庫本。
商標にあったり、映画化もされていて、カッコいい「音」として「ギャツビー」は聞いたことがあります。
でも、どのような内容なのだろう?と興味をもって読み出しました。
シャンパンの泡がきらめき、着飾った男女の群れが行き交う絢爛たるギャツビー邸では夜な夜なパーティーが開かれる・・・社交会?とてもキラビヤカでゴージャスな展開。
ギャツビー邸のお隣に住むことになった「ぼく(ニック・キャラウェイ)」から見たギャツビー氏の現在~過去、そして・・・。
なんとも謎めいた人物とその周囲の人々とのドロドロドラマ(?)。
人間関係がややこしく感じてしまい~やっと最後まで辿りつけたのでした。
著者は、作中の「ぼく」とギャツビー氏に自らを投影しているかのような実生活をおくっており、自伝的作品のようです。
それにしても作品舞台の1920年代のアメリカには、このような階級が存在したですね。
スポーツカーを乗りまわし、パーティーにあけくれるという・・・。
一部の人々のことだとは思うが、作品の内容よりも、そのライフスタイルに驚愕してしまいました。