月別アーカイブ: 2015年12月
弐千壱拾五年 大晦日
2015年12月31日 ブログ
今年も早かった!毎年そう思います。
年明けに除雪作業でアクセクしていたのが信じられない~。
今年は、北陸新幹線関連の話題が多い一年でした。
で、大晦日だから~というワケではないですが、気になっていたことをムタムタと。
店舗名や商品名で「金沢〇〇〇」や「かなざわ〇〇〇」~とあります。
当地、金沢のお店や商品なんだな~と分かります。(当たり前)
そうなんですが、一部に「金澤〇〇〇」という旧字表記あり。
「金沢」や「かなざわ」より、クラシカルかつ上級なイメージがするので、命名もそれを狙ったのかと思います。
しかし・・・何にでも「金澤」は違和感あり。
「金沢」でも、十分に上級で観光地イメージも現れていると思いますが、さらに差別化を図った?。
旧字で商標登録されているモノも多いでしょうし、変えれば?なんて言えませんが、見かける度に違和感。
そもそも「金澤」って、何処かの違う場所みたいな気がしてならないのです。
近くなんだけど遥か遠い存在。
「これは地元ではなく、他所の人のためのモノや・・・」と感じるのでした。(その通りだったりして?。)
ちゃべちゃべと要らんこと言うてしもた。
スミマセン・・・。
本記事のタイトルも旧字なんですけどね~。
さてさて、今年一年~「ショッピングタウン パレット」をご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
来たる2016年もよろしくお願い申し上げます。
あら~、ごきみっつぁんな~おゆるっしゅ~。
身近な存在であるように努めます。
The catcher in the rye
2015年12月30日 ブログ
「ライ麦畑でつかまえて」 J.D.サリンジャー 野崎 孝=訳
これまた、今更ながら~読みました。
全編モノローグ調の変わった青春小説。
「赤頭巾ちゃん気をつけて(庄司 薫)」みたいです。
「もしも君が、ほんとにこの話を聞きたいんならだな、まず、僕がどこで生まれたとか、チャチな幼年時代はどんなだったのかとか、僕が生まれる前に両親が何をやってたとか、そういった 《デーヴィッド・カパーフィールド》式のくだんないことから聞きたがるかもしれないけどさ、実をいうと僕は、そんなことはしゃべりたくないんだな。」
訳語(話し言葉)が~背伸びしたい世代っぽい印象を与えるが~読み出した最初の方は違和感ありあり。
語り手(主人公)の、ホールデン・コールフィールドは全寮制高校に通う(通っていた)。
この学校は、有名大学進学のためのプレップスクールかと思われます。
しかし、単位が足らずドロップアウト。
寮から抜け出し、実家があるニューヨークへ向かうまで~到着後の破天荒なドタバタが描かれています。
そんなにトンガってどうする・・・と?だらけ。
ホールデンと同世代だったら理解できたかもしれないが~どうだろう。
もっとも、こんな勇気はなかっただろうケド~。
また、アメリカの上流階層(多分)の生活が垣間見れるのも興味深い。(日本でいうと昭和30年くらいの時代背景)
社会(危険な崖があるライ麦畑)で、世間知らずに遊び呆けてしまったが、助けてくれる(捕まえて)家族や仲間があった・・・と自虐的に語る主人公は、おそらく立ち直ったのでしょう~。
あゝ青春の黒歴史(しかし贅沢三昧)。
自宅待機
2015年12月29日 ブログ
夜の予定(会合等~宴会)がない自宅待機(?)の際は、なるべく飲酒を控えています。
もし、お酒を飲む場合は、おかずだけで、ご飯を食べないとか調整。
でも~飲まないと、ついつい主食・主菜・副菜を食べ過ぎてしまいます。
身体にいいと思っていることが、かえってカロリーオーバーの元なのか?。
最初から量を減らせばいいだけなんですけど・・・ついつい・・・。(意志弱し)
年の瀬、ここ3日ほどは夜間在宅なので、この傾向大なり。
外出している方が、飲酒はするものの、移動で歩いたり、同席者との会話等で多少は緊張感があったりして、在宅時よりカロリー消費が多いのかもしれない。
さて、ドチラが健康的なんだろう?。
天候によっては、夜の散歩とか除雪作業とか~、運動すればいいだけなのですがネ~。
美味礼賛
2015年12月28日 ブログ
年末恒例の食事会。
店主さんとの会話も楽しみながらいただくと、お料理もサラに美味しくなります!。
この店で、外国人ツーリストと初遭遇。
シンガポールの方で金沢は3回目で、他に市内の有名飲食店も訪れているとのこと。
(宝石商らしい・・・同席した方を介しての会話ですが・・・。)
北陸新幹線開業効果なんですかね~。
店主さん曰く、代表的な冬の味覚であるカニやブリが入手しづらくなっているらしい。
暖冬の影響もあるが、漁獲量が減っているし当然、価格も高め。
それなのに需要はタクサンなので~サラに価格に反映。
これも新幹線効果か・・・。
幸いにも味わうことができました!。
美味!ヨカッタ、ヨカッタ!。
早く、元通りに・・・ってダメですか。
歳末の夜回り
2015年12月27日 ブログ
今年最後の町内会の夜回りがありました。
ヨリによって冷たい雨が降る中に実施・・・まァ~雪の中よりは断然イイのですが、寒いことには変わりない。
傘を差しながらなので拍子木を叩いたり、巡回図を見るのは難儀です。
夜回りへの参加者が減ってきているのか?順番回りが早くなった気がするな~。
この「夜回り」をやめてしまえ!という意見もありますが、出来うる限り続けた方がいいと思います。
自分たちの地域は自ら守る~の気持ちは大事だし、住民間の連携を保つためにも必要。
15分~20分くらいの散歩だと思えば、気も楽かな~。
また、なんでもかんでも、行政任せには出来なくなってきているような?気もしますので。
LEDに変わっている街灯が目立ってきました。
これは、夜間歩くことがないと気が付かない。
細かいことながら、変化の波が、様々な所に押し寄せているのも体感できるのでした。
次回の当番は3月上旬です。
今度はあまり寒くないだろうな~。
年末(ドタバタ)進行
2015年12月26日 ブログ
いよいよ本年も1週間足らずとなり、ようやく師走感というか~セワシナクなってきました。
一応の仕事納めは31日なモンで。
天気予報の降雪も気になるし、年内に完了しなければならないモロモロ・・・も。
何故か、この時期に突然に思い出すことが多いのでした。
もっと計画的にやっておけばイイ!ということなんですが、いつもドタバタしてしまいます(反省)。
タイム・マシン
2015年12月24日 ブログ
19世紀末~20世紀初頭に書かれた古典SF。
有名な本書タイトル作品を筆頭に、シンプルな物語の展開ながら、考えさせられる部分満載の奥が深い作品ばかりでした。
時間飛行家が、タイムマシンで訪れた紀元802,000年の人類は、進化?の末に、地上世界と地下世界に二極化していた。
地上は一見すると楽園のような姿をしているが実は・・・。
そして、さらに~さらに遠い未来の地球を臨むことになり、そこで見た光景は・・・。
他の収録作も、科学技術・超能力・天変地異・身体離脱・異世界・・・と、複雑怪奇でオカルトチックなテーマばかり。
大英帝国が大繁栄した背景の中にも、世紀末の不安と新世紀への期待が入り混じっていたであろう当時の状況が、感じられました。
21世紀の現在でも、ワカラナイことだらけですケド。
年末にあたり、来年~未来を考えることのヒントになったか?。
映像化されたタイム・マシンは、トナカイがいないソリのようです。
個性的なお店にて・・・
2015年12月23日 ブログ
石川県内のとあるパン屋さんにて~。
探し求めて行かないと、たどり着けない、知る人ぞ知る!的なお店。
申し訳程度の看板しかなく、加えて、何故こんな場所に?という立地です。
その付近まで行く機会があったので、訪ねてみました。
それにも関わらず買う時は順番待ちでした。
パンの対面販売。
・・・先のお客さんが、パンに触れたみたいです。
触らないでください!、それは買ってもらいます!!・・・と叱責の声(~に聞こえた)が。
よくあることなんですかね~。
注意書きや他の予防策は取られている様子はなかったが。
お店の気持ちは分かりますが・・・美味しいパンなのにチョッと興ざめしました。
あえて、ヘンピな場所。
店構えも手づくり感満載。
でも、パンを焼く機械は立派。
コダワリの原材料。
お店の主旨に賛同してくれる人だけを、対象とした商いの仕方もあるとは思いますが・・・。
言い方もあるかな~と。
ノルウェイの森
2015年12月19日 ブログ
ノルウェイの森(上)(下) 村上春樹
今さらながら~読みました。
北欧の旅行記か?と思っていたくらい、マッタク予備知識なしです。
1970年頃が青春時代だった世代が想い描いた理想であり、恋愛ファンタジーなのでしょうか。
現実にありそうな話なんだが、フワフワしたお伽話のような内容。
今も昔も、若者の考えることと、やることは何ら変わらない。
当たり前ながら、当時は連絡手段が電話(それも呼び出し)と手紙しかないものの、直ぐに連絡が取り合えなくても、互いに相手のことを慮って、意志の疎通は出来ているところが新鮮に感じます。
また、以前に読んだ「赤頭巾ちゃん気をつけて」を思い出しました。
どこにもない場所とは
だれにでもある場所のことだ。
あるときにはこの物語があなたを導く。
深い心の森のように。(本帯)
「ノルウェイの森(ビートルズ)」も、初めて曲とタイトルが一致しました。
読み終えた後で聞くと味わい深い・・・。
ミス・ホリデイ・ゴライトリー トラヴェリング
2015年12月17日 ブログ
「ティファニーで朝食を」 トルーマン・カポーティ/龍口直太郎 訳
書店新古本コーナーで見つけました。
映画が有名でタイトルだけは知っているが、内容を知らないので読んでみます。
他に、「わが家は花ざかり」、「ダイヤのギター」、「クリスマスの思い出」が収録されています。
華やかな物語かな?と思った書籍タイトルとは裏腹な、スッタモンダした内容。
原作と映画は違うらしいです。
他の収録作品でも感じましたが、社会の隅っこで生きる人々をクローズアップし、そして温かい視線で描いています。
大団円!ではなく、後ろ髪を引かれるところはあるものの、まァ~平穏無事なエピローグ。
著者の境遇と願いが、反映されているのでしょうか。
現実のファンタジー?。
読みながら物語の世界にトラヴェリング(旅行中)。
表紙絵のホリーの横に犬?が描かれています。
でも、作中に登場したのは猫なんだが・・・。
これもファンタジーか。