鶴亀算

土砂降りの中、ひとり「桂三枝 独演会」へ!。

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以前から落語に興味があって、TV・ラジオで放送されていると見聞きしています。

ただ、本格的な落語は聞いたことがなかったのでした。パレットインフォメーションで、販売するというので即購入!。やっと聞くことができました。

独演会といっても前座があって、桂三枝の話は2話。

なかでも前半トリの「宿題」という創作落語は面白かった!。

子どもが、学習塾の宿題を父親に教えてもらう際のやり取りが楽しい内容です。何だか自分にも当てはまることも・・・・。

鶴亀算の話です。

「月夜の晩に池のまわりに鶴と亀が集まりました。頭を数えると16、足を数えると44。鶴と亀は何匹いるでしょう?。」~

父親は先ず、16を半分にしてそれぞれ鶴と亀に当てはめます。帳尻が合わなくなると「亀が頭を引込めていたんや。」とします。

「そんなメンドクサイことせんと、鶴と亀そのまま数えたらエエんやぁ。」とも・・・。

笑いながら・・・自分もそう考えるな・・・と、苦笑いへ。

16匹、全部が鶴(足2本)とすると足の数は、16匹×2本=32本。

足の合計は44本で全部が鶴の場合との差は、44-32=12本。

亀は足4本として、鶴との足の差は”2”。鶴1匹と亀1匹を入れ替えると足は2本増える。

12本÷2本(増加分)=6 で亀は6匹。

16匹-6匹=10 で鶴は10匹。

訊ねられても、即答できないな~。冷汗モンです。

話術で人を引き付ける~とは言いますが~、華やかさとも相まって、プロの落語は一見(一聴)の価値ありと思います。