気づかずに騙され続ける・・・
ヘッテルとフエーテルのみにくいアサヒるの子~お金のために平気でウソをつく人たち~
マネー・ヘッタ・チャンを読みました。(見ました?。)
前作、「本当に残酷なマネー版グリム童話」の続編。
今回は、某メディアがヤリ玉に挙がっている?。
「アサヒる」⇒事実をねつ造して、自分の利益のためにうまく立ち回ること。(らしい。)
実際にあった(と思われる)事件や出来事をもとに、それらしき当事者が経験した物語の数々。
それは誰かが儲かるから?毎年コロコロ基準が変わるメタボのお話(メタボの上のポニョ)に少し安心(?)します。
歴史は繰り返す。お国と会社の誤魔化し体質は永遠の輝き!タイトルになっている話、(みにくいアサヒるの子)は、原発事故で現在進行中なのでしょうか?。
軽く読めますが、各物語はかなり重い内容が含まれています。
客観的には、世の中はそんなもの~かもしれないが、いつ何時か当事者になる可能性もある。
耳障り良く聞こえる、「エコ」は人間のエゴだし、「ロハス」はマーケティング用語なんだ~という皮肉も。
(まあ~全編通してですケド。)
現代資本主義の限界やほころびの一部が、このような物語を生むことに関係している?。
結局は、自己責任なのか。
むかしあって、これからも起こるお話。
めでたくなし~めでたくなし~。因果の歴史がまた1ページ・・・。