あなたが子どもだったころ

対談集「あなたが子どもだったころ」[完全版]河合隼雄

・・・子どもは、子どもであるというただその一点において、天才なのだと思う。大人たちがとりあえず社会を上手く回してゆくために編み出した理屈などお構いなしに、彼らは自由に、全身を使って世界と触れ合っている。彼らが感じ取る不思議や感動や痛みの中に、人間が本来忘れてはならない真理が隠されている。・・・(P.429 解説 小川洋子)

 

河合隼雄・・・ってだれだっけ?レベルで読みだす。

16名の対談相手は知っていたり、誰?・・・読むというか眺めてしまうような感じで、読了までに時間がかかってしまう。

自身の子どものころは?対談者との時代や環境がそれぞれに違うが、ある程度は想像できる。

そういえば・・・以前に、河合隼雄先生の著作「ケルトを巡る旅 神話と伝説の地」という本を読んでいたことがありました。

ようやく繋がった。

流石は、相手の心や思いを引き出す名手?です。

 

・・・本書を開けば、誰もが子どもにも、大人にもなれる。語り手にも、聴き手にもなれる。(中略)子どもを慈しむとは、昔子どもだった自分自身を慈しむに等しい。更にその思いは他者にも広がってゆく。結局、誰もが昔は子どもだった、という点において、人間は皆平等なのだ。・・・(P.434 解説 小川洋子)

 

子どもるな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ ~という言葉を(ふと)思い出しました。