蜜蜂の発見

日経紙連載「笑うルネサンス十選」(2)

ピエロ・ディ・コジモ「蜜蜂の発見」(1499年ごろ)

・・・半獣人のサテュロスたちが、平鍋や壺を打ち鳴らしながら。節くれだった木の中へ蜜蜂を追い立てている。その隣では、太鼓腹の陽気なシレノスが騾馬に跨り、笑みを浮かべている。右前景には千鳥足の酒神バッカスと花嫁アリアドネが立ち、その前に座り込んだ牧神パンは玉ねぎを取り出し、どこか猥雑な笑みを浮かべている。・・・

神々が集うバッカスの祭礼。

器物を打ち鳴らして蜂を木の空洞に追い込み、巣を作らせて蜂蜜を得たという。

神様たちのどんちゃん騒ぎらしいです。(人間らしい)

サテュロスは欲情の塊、シレノスは酔っ払い、酒飲みバッカス、パンはパニックの語源になったあわてんぼう。

唯一?アリアドネは、この混沌から抜け出す糸口を導く・・・?。

名前も知らない他の神々もトラブルメーカーばかりなのかもしれませんが。

この手の絵画は謎解きが面白い。