日本史が楽しい
「日本史が楽しい」 半藤一利 編著
・・・聖徳太子の知られざる一面とは?容姿端麗な遣隋使がくりひろげた外交術とは?理想的集団としての四十七士とは?明治維新の志士ベスト10とは?半藤一利と豪華ゲスト陣が、思う存分に語り合った日本史座談会酬。・・・(本書カバー)
古本市で見つけた本書です。
第一刷が2000年だから四半世紀以上前の本。
半藤一利氏と語り合った日本を代表する知識人の方々も大半が故人となられています・・・。
座談会(雑談会?)とはいえ、歴史に詳しくないと会話が成り立たない。
「お天気日本史」倉嶋厚・山田智彦
倉嶋:お天気と歴史で言うと、奇妙なくらい六月の夏至前後に、大事件が起きていますね。今の桶狭間も太陽暦で言えば六月二十二日、まさに夏至の当日です。そして信長の殺された本能寺の変は現行歴の七月一日。
山田:なるほど、明智光秀は夏至の日前後に叛逆を決意したのかもしれませんね(笑)。
倉嶋:世界史で言うとナポレオンがロシア侵攻を全軍に布告したのが一八一二年六月二十二日です。
半藤:そう言えば、ヒトラーの対ソ連宣戦布告が一九四一年六月二十二日でした。昼間の一番長い日に人間はなにやら行動を起こしたくなる。
倉嶋:天文学的に最も長い日が、人生でもザ・ロンゲスト・ディであった人がたくさんいるんですよ。
山田:はじめに出た話で言いますと、この人たちは実にしっかりと日和見して行動を起こしたわけですね。
ザ・ロンゲスト・ディ(特別な日・史上最大の作戦)は1944年の6月6日~確かに夏至に近い。
今年(2026年)は昨日(21日)が夏至でした。
「万葉集 大伴家持の怨念」では「令和」の考案者とされる中西進氏と古橋信孝氏との対談。(両者ともご存命)
本書自体も歴史的一冊の本になるのでは?と思った次第です。
史実に基づき想像力を膨らませて語り合い、さらにそれぞれの解釈と想像が膨らみ・・・それだから歴史は楽しい。
