「一日江戸人」 杉浦日向子 著 読了。

内容の半分くらいはイラストなので、読んだ~というか、サラッと見れます。

アワタダシイ日常から江戸の日常生活をながめる・・・、一服の清涼剤のような~とても寛げる本でした。

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史実や数々の記録から著された内容。

オオラカナ江戸気質や、現代からみても納得できることも多々ありました。

読後は、ホンワカ~した感覚に包まれる。

 

しかし当時の地方は?農村は?”江戸”と同様に語る事ができるのか・・・。

と、不粋なことも思ったりしたが~。

 

いつの時代でも、華やかな面もあれば裏面もあるのです・・・。

 

「目出度やな、下戸で建てる倉もなし、上戸の倉も建ちせぬけど」

(酒代は浪費というけれど、下戸だったおかげで財産家になったとは聞いたことがないよ。

酒を飲んだから金持ちになったなんてことも聞かないけれどね。)