日経紙 未来の風景 SFアート十選~

「SFマガジン 創刊号」 表紙絵 中島靖侃(せいかん)1959年 早川書房刊

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空想科学小説誌の方がタイトルに相応しい。

コラムには「何処かの惑星の荒廃した物悲しい未来の風景」とありますが、建物を建築中にも見えます。

「科学は人類を幸せにするとは限らない。ときに人類を滅亡に追い込む可能性すらある。SF小説には未来に対する提言をテーマとする物語も多く、その表紙もまた、内容を映し出し、人類に警告を発する役割を果たそうとしたのである。」

 

発刊当時は東西冷戦の最中、互いに兵器としての原子力開発にシノギを削っていた頃。

残念ながら軍事技術によって科学技術が進んだのは事実です。

時代背景的には、この表紙は荒廃した風景と見るのだろうな。

 

久しくSFは読んでいなかったので、また読んでみようと思ふ。