「サピエンス全史」(下)なんとか読了。

「ホモ・サピエンス(賢いヒト)」と自ら名乗る、現生人類の行く末は・・・。

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近代に至って、なぜ文明は爆発的な進歩を遂げ、ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか?その答えは「帝国、科学、資本」のフィードバック・ループにあった。

帝国に支援された科学技術の発展にともなって、「未来は現在より豊かになる」という、将来への信頼が生まれ、起業や投資を加速させる「拡大するパイ」という、資本主義の魔法がもたらされたのだ。~(本書カバー)

 

下巻は近代~現代~未来のホモ・サピエンスの行ってきたこと、そして行うであろう(かもしれない)ことが描かれます。

かなりオソロシイ(おぞましい)・・・それは、何を望みたいか?かも。

 

終盤の第18章「国家と市場経済がもたらした世界平和」・第19章「文明は人間を幸福にしたのか」・第20章(最終章)「超ホモ・サピエンスの時代へ」は、一気読み。

つたない知識・常識がひっくり返るくらいの衝撃がありました。

何かと課題や問題もありますが、同時に希望も~。

何といっても「賢いヒト」なのですから!。

 

上下巻とも付箋を貼ったページが沢山あります。

それにしても、若くしてこのような書を著すなんて・・・同種のサピエンスなんですがー。( ゚Д゚)