閉館後の館内では、備品撤去・片付けが行われています。

日に日にモノが減っていき、空っぽになりつつある館内を見ていると無常観を感じる。

 

~ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。

世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。~(方丈記)

 

人が作ったものはいつかは朽ち果てる・・・当たり前のことが、現実として目の前にあります。

 

商売でも開店や開業は華々しいが、ひっそり閉めたり、いつの間にか無くなっていたり~と、その後は様々。

いろんな見方はありますが、多くの方に惜しまれて(多分)、閉鎖できたことは結果的には良かった・・・と思いたい。