「易経」一日一言~9月27日  自然治癒力

无妄(むぼう)の疾(やまい)あり。薬することなくして喜びあり。(天雷无妄

・・・病気は不自然さが重なって起こるものである。それゆえ、薬を用いずとも自然治癒力を高めれば治る。むやみに薬を用いるとかえって疾を長引かせることがある。

これと同じく、何か問題に対して、あれこれと手立てを加えることで裏目に出て、余計に問題が大きくなることがある。

その場合は、自然の時にまかせて見守ることが一番の薬になる。・・・

 

コロナワクチンは治療薬ではないので、身体に抗体を持たせる手段~ということであれば、結果として自然治癒力を高めたことになるのでしょうか。

「易経」の時代は、感染力の強いややこしい疾病が発生したとしても、地域限定自然ロックダウンで終息したか、時間をかけて終息を待っていたのかもしれません。

ほぼ放置?それこそ自然治癒か・・・。

 

一刻も早く!、ということで抑え込もうとするから様々な齟齬や不都合が出てくる。

ほったらかし~は、マズイですけどね(災害時は特に)。

 

つながり過ぎた現代社会では難しいが、自然治癒を見直すのも対策の一つかも。