藤沢周平を読む。

前回の作品は手に汗握る内容でしたが、今回は想像通りの内容です。

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読み終えた後の切ない中にも安堵感があるような感じが・・・印象に残ります。

でも、決闘や争う描写は、やはりリアルですね。

その場に居合わせた感じがします。

 

ふと、巻末の作者名や発行所を記してあるページを見ると・・・、少し太めの字でこう書いてありました。

“本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は著作権法上での例外を除き禁じられています。本書を代行業者等の第三者に依頼してスキャンやデジタル化することはたとえ個人や家庭内の利用でも著作権法違反です。”

“複写・複製・転載を禁ず”は今までもありましたが、この表記は初めて見ました。

自炊ってヤツですね。

デジタル化されてネット上に出回ると簡単に拡がっていきますから出版社としては大問題。

音楽CDも簡単にコピーできるけど、これはクリアされているのか・・・。

便利になり過ぎて、新たな問題が出て来る。技術と規制はイタチごっこなのか~。

と、本の内容とは別の感想です。

 

やっぱり、本は紙で読んだ方が読書らしいと思います。