話題の書?、『里山資本主義』-日本経済は「安心の原理」で動く 藻谷浩介・NHK広島取材班 を読みました。

『里山資本主義』・・・かつて人間が手を入れてきた休眠資産を再利用することで、原価0円からの経済再生、コミュニティー復活を果たす現象。

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カバーオン・カバー?の本は初めて。

でも、コレって『里山~』の主張から反れるんじゃね?・・・と軽くツッコんだりします。

 

紹介される里山や過疎地での事例は素晴らしいが、様々な条件が揃って成り立つ面もあります。

事例をそのまま再現するのではなく、『里山資本主義』の考えで地域再生を図る。

それが拡がれば、対極の「マネー資本主義」から見た、”日本の未来は暗黒論”から転じ、”明るい未来”が訪れるだろう。

以前、読んだ~地域・商店街再生の罠~シリーズ?を思い出します。

キーマンがいて、コミュニティー復活、地域の個性・・・なんか似ていますね。

身の丈にあったやり方で堅実にやっていこうよ、そうすれば今までとは違う”明るい未来”になる。

 

本にあるように、燃料を地産の木材ペレットでまかなうコトは、ハードルが高いですが、”地産地消” 身近なモノは地元で買うことは出来ます。

『里山~』の実践第一歩。

 

これからは、力強くしっかり前を向いて進む~から、うつむいて足元を見ながらユックリ進むコトがトレンドになるのかな?。