金沢市商店街連盟 青年部セミナーに参加。

 

「金沢のまちづくりとLRT」の演題で、「金沢・LRTと暮らしを考える会」の会長 谷内さまと幹事の蓮井さまにご講演いただきました。

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Light Rail Transit(ライト・レール・トランジット)というと、富山市のLRTが有名です。(乗ったことはないが)

この特徴的な未来的低床車輌に目が行きますが、車輌だけがLRTではありません。

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新型路面電車を基幹として、バスとの結節機能やパーク&ライド駐車場を備えたトータルな交通システムがLRT。

かつての路面電車とは違うし、またバス輸送の代替でもない。

現在、市内を走っている、ふらっとバスとも違う。

LRTが完成すると、従来のバス輸送はLRTが通っていない地域に重点的に配置・増便し、交通弱者対策にする。

拡大し続けた市街地政策から、人口減少と高齢化社会への対応として「コンパクトシティ」を目指す自治体が取り入れることが多い交通システム。

 

本セミナーの開催にあたり、講師選定と打ち合わせの役割が当たっていたこともあり、事前にレクチャーを受けていました。

その中で、まちの歴史や道路状況・既存施設・郊外バス路線とLRTのアクセスを想定した路線提案を見る。

金沢の交通パズル?的な視点から、金沢の「まちづくり」ということをチョッと考えたり・・・(大げさ)。

 

LRTという言葉が出始めて20年近く経ちますが、富山・福井では実現し成功事例となっているが、金沢での具体化は遅々として進んでいないのでした。

(実現したとしても、LRT犀川大通り線はなさそうだな。)

 

市民の声・・・具体的には商店街連盟等の公団体が声を大にすることが、自治体を動かす大きな追い風になるということだが・・・。

 

個人的には、是非とも実現させたいと思いますね。