日経紙に連載中の「迷いの旅籠」が、妖しい絵描きと行燈祭りの話から、第2編へ移っています。

 

今は、ひだる神に憑りつかれた料理人の話。

「ひだる神」に憑りつかれると立っていられない程の空腹感と疲労の末、命まで落とすといいます。

そして、自らも「ひだる神」となり憑りつく相手を求めてさまよう・・・。

ソレに憑りつかれた!と思ったら弁当でもなんでも、一口食べれば逃れられる。

 

ところが、弁当屋を営むの房五郎に憑りついた「ひだる神」は、美味しいものが食べられるためか、ず~っと憑りついたまま。

人の倍も食事するが、それは自分が食べているのではないのでした。

そして、恩義を感じているのか、時々他人に憑りつき、その度に店のお客を増やしていきます。

怖いようで、コミカルでもある展開を毎朝楽しみにしています。

 

ところで・・・さっき、食事を終えたばかりなのに、もうお腹が空いていることもあるのだが~憑りつかれている?。