「こんな日本でよかったね」構造主義的日本論 内田樹

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チョッとばかり、おちょくったようなタイトルとカバーデザインだが・・・。

一章 制度の起源に向かって~言語、親族、儀礼、贈与

二章 ニッポン精神分析~平和と安全の国ゆえの精神病理

三章 生き延びる力~コミュニケーションの感度

四章 日本辺境輪~これが日本の生きる道?

各章には内田節のエッセンスがギュッと詰まっています。

よかったね~もなにも、日本にいるのだから良いも悪いも受け入れなければならないのでは?。

 

「人生はミスマッチである。私たちは学校の選択を間違え、就職先を間違え、配偶者の選択を間違う。それでもけっこう幸福に生きることができる。」P.155

新年度初めに相応しいコメントか?。

 

しかし「構造主義」なるものが、いまだに理解できません。