今月から始まった、日経紙文化面「江戸の雪景色十選」。

この冬は関東地方も雪で大変だった。

当地も先月のような雪はコリゴリ・・・だったが、喉元過ぎれば熱さを忘れる的に~思い出しながら。

 

歌川広景『江戸名所道戯尽(どうけづくし) 十四 芝赤羽はしの雪中』

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絵柄がオモシロイです。

雪道でスッコロンでひっくり返った弾みで脱げてしまった男の下駄が、旅装束の男の顔を直撃!。

フンドシが丸見えで素足に下駄・・・の転んだ男は寒くないのか?。

 

転んだり、下駄が当たった絵の人物には申し訳ないが人の不幸は蜜の味かも。

この浮世絵を見た江戸の人びとは、大笑いしたのでしょう。