「逆転の世界史」覇権争奪の5000年 玉木俊明

日経新聞からの頂き物の本、長らく積読状態だった。

・・・世界史を5000年の長さでとらえると、EUのはるか昔に経済圏の統合に成功し成長した中国を中心とする先進地域アジアを、劣悪な環境下にあった後進地域ヨーロッパが交易、産業革命で逆転し、さらに21世紀再びアジアがヘゲモニー奪還に挑むという逆転劇として描ける。・・・(本書カバー)

 

世界史を、ホモ・サピエンス以前から現代に到るまで、ぶっ通しで綴ってあります。

今更ながらの世界史の復讐・・・いや復習。

思ったより面白かったりします(失礼!)。

 

副題に Why Europe Surpassed Asia?(何故、ヨーロッパはアジアを越えたか?)とあるように、アジア(中国を中心とした)って、実は昔からスゴイんだぜ!という主張かな?と思い読んでいましたが、巻末では「一路一帯」を否定していました。

客観的に世界史をみましょう~ということでしょうか。

 

やや、本書タイトルの逆転~が大げさかもしれないな~。