HUG~なるものを体験。

H(Hinanjyo=避難所)U(Unei=運営)G(Game=ゲーム)

避難所運営ゲーム(シュミレーション)

地域の避難所に指定されている小学校へ、自然災害等で被災者が避難してくる際にどのようなことが想定されるか?をゲーム形式でシュミレーションします。

6~8名でチームを組むが、予備知識無しで参加・・・。

学校と体育館の平面図が置かれています。

読み手が、カードに書かれた避難者情報を読み上げる。

住所、家族構成、年齢・・・中には、様々なハンディキャップを持った家族も。

当たり前だが、避難者全員が健常者であるとは限らない。

ペットを連れた避難者もいます。

学校や体育館のどの場所に居場所を確保すべきか?。

 

どうしよう?と思っている間もなく、続々と避難者情報が読み上げられる・・・。

他の避難場所から食料や水の依頼があったり、ケガ人の対応を求められることも。

居住者でない旅行者も災害に巻き込まれて、避難所へ大量にやって来た!。

中には外国人も・・・言葉が通じない。

救援物資がやって来るが、置き場所をどうするか?。

既設トイレが断水で使えない!仮設トイレがない!。

クルマで避難してきた人の駐車スペースは?・・・。

報道機関が取材に来るがその対応は?。

 

・・・と、次から次へと状況が変化し、その都度の的確な対応が求められます。

案件を保留して後回しにすることはダメ。

良かろうがどうだろうが、とにかく早めの判断を求められる・・・。

避難所運営主体は行政機関だが、初動時は地域住民が担う必要もあるでしょう。

 

幸いにも、実際の災害現場、避難所は経験したことはありません。

ゲームだから、エイヤー!で済ますこともできるが実際は?。

 

印象に残る「HUG」だったが、ゲームの中だけの出来事であってほしい。