「未来への大分岐」
マルクス・ガブリエル マイケル・ハート ポール・メイソン 斎藤幸平 編
「世界最高峰の知性たちが描く、危機の時代の羅針盤」
利潤率低下=資本主義の終焉という危機は、資本の抵抗によって人々の貧困化と民主主義の機能不全を引き起こしたが、そこに制御困難なAI(人工知能)の発達と深刻な気候変動が重なった。
我々が何を選択するかで、人類の未来が決定的な違いを迎える「大分岐」の時代。
「サイバー独裁」や「デジタル封建制裁」はやって来るのか?
マルクス・ガブリエルら世界最高峰の知性たちが、日本の若き経済思想家とともに、新たな展望を描き出す!(本書カバー)
書店で何気に手にして、へぇー読んでみるか~で、大苦戦!。
文字を追うのが精一杯。
中身が入ってこない、難解!。
今までの経済活動のままでは社会全体が行き詰りになる、ということは以前から言われていますが~。
「グリーンニューディールの提案」(P.313)
●あらゆる人への十分な賃金、社会保障、有給、年金の保証
●医療、住居、経済的安定、水、空気、安全な食べ物、自然へのアクセスの保証
●教育と職業訓練の保証
●100%再生可能エネルギー
●環境負荷の少ないインフラ・建物整備・補修
●電力のスマートグリッド化
●公共交通機関の拡充・無償化
●製造業・農業のグリーン化
とても理想的だが、実現しようとすると、社会主義?共産主義的な流れにならないか?。
よくワカラナイママながら~、こうすればイイ、ああすればイイ、あれダメ、これダメ~と各人が主張し、議論は活発だが、その実現は遅々として進まず、堂々巡りしている?~らしい、ということが分かった。
・・・ような気がします。
そして、世の中にはトテツモナク優秀な方がいらっしゃる~ということも。