「仮装人物」徳田秋聲

金沢在住ながら~名前しか知らなかった郷土出身の有名な作家。

たまたま訪れた「徳田秋聲記念館」で購入したものです。

作者の私小説・・・中身ドロドロ・・・これは教科書には載せられない。

不謹慎だが、なんともウラヤマシイ?主人公庸三の優雅な?立ち居振舞いに、一種の憧れを感じます。(^_^;)

実現は無理だが・・・。

このようなコトが、非難されつつも可能だった良き時代?だった。(?が続きます。)

ただ、途中は庸三と葉子の関係が、じれったくなって読むのが遅くなりましたが・・・。

 

当時の文化人(庸三)のゴシップが、世間の注目を集めたといいます。

これは現在でも同じだが、娯楽が少ない時代には格好の話題提供だったのだろうなー。(著作も売れたか?売るための手段だった?。)

 

プライベートを切り売りするのは有名人の宿命・・・なんだかな~。