年別アーカイブ: 2020年
太陽の門~閉じる
2020年11月14日 ブログ
日経紙朝刊連載「太陽の門」255話(11月10日)にて完。
休載となった「ミチクサ先生」のリリーフ登板ながら、毎朝楽しみにしていました。
スペイン内戦渦中の不死身ハードボイルドヒーロー・リックがカッコよすぎです。
実在のモデルがいたのかはワカラナイが、リックの活躍は内戦終結のターニングポイントとなったのか?。
このスペイン人同士の世界を巻き込んだ不幸な戦いは、結果的に第二次大戦にまで至るのだが・・・。
・・・「こんなに美しい国で戦争するなんて、バカよね」命の燃え尽きる最後の一瞬まで、ブランカは沈黙を嫌い、言葉を紡ぎ合いたいようだった。「ああ。君の国は酒も女も、最高なのにな」・・・
プエルタ・デル・ソル(太陽の門:Puerta del Sol)閉じる。
地形と日本人
2020年11月13日 ブログ
「地形と日本人」私たちはどこに暮してきたか 金田章裕
・・・私たちは、自然の地形を生かし、改変しながら暮らしてきた。近年頻発する自然災害は、単に地球温暖化や異常気象だけでは説明できない。防災・減災の観点からも、日本人と土地とのつき合い方に学ぶ必要がある。・・・(本書カバー)
まだ記憶に新しい長野県千曲川堤防決壊による新幹線車両基地への浸水被害(2019年台風19号)があります。
・・・この辺りは、増水した千曲川が氾濫しやすい狭隘(きょうあい)部であり歴史的にもしばしば水害を蒙ってきた地域であった。・・・(P.78)
土木や治水技術で自然災害を押さえ込んだつもりだったが・・・自然には敵わない。
河川や湾岸や山裾の近隣地はやはり危ない・・・を再認識。
新聞広告で知り、興味をもって読み始めたが~単調(失礼!)で、字面を追っただけだったかも・・・。m(__)m
大和(明日香)は国のまほろば・・・
2020年11月10日 ブログ
7~8年前から行きたいなーと思っていた秋の奈良~明日香村へ!。
やっと念願が叶いました。
石舞台古墳石室を目の前にして「ワー!」としか言えない・・・(舞い上がってしまった)。
謎の亀石を目の前にしてワクワクする。
完全に童心に戻り、古代ロマン渦中にハマっています。
まだまだ見たい場所や遺跡があるが・・・時間が足りない。
これは、是非とも再訪しなければ!。
飛鳥寺から眺めた景色です。↑
似たような~のどかな景色は、地元にもあるが~ここ明日香は、空、山なみ、空気が違う気がする。
数日滞在して心ゆくまで歴史探訪したい・・・次の目標が出来ました。
アメリカ大統領選挙
2020年11月9日 ブログ
アメリカ大統領選挙は、大接戦の末、民主党バイデン候補に決まり?・・・でしょう。
共和党トランプ現役大統領は何かと粘っているが~。
アメリカの政治的混乱は、政治・経済含め世界中に影響を及ぼす。
アメリカ国内分断・・・といわれているが、一刻も早い修正を願っています(無理?かもしれないが・・・)。
毎度ながら、大統領選挙の熱狂的パフォーマンスはカッコイイと思うが、行きすぎると政治的分断を生む恐ろしさも含んでいる。
映像でよく見かける候補者の周りで、候補者名が書かれたプラカードを持っている支持者たちは、ワリと高額な政治資金を出した方々なんだろうな。
熱狂的に支持するのもいいが、三密どころじゃないけど大丈夫なのか?心配になります。
コロナウイルス特効薬やワクチンが開発されたアカツキには、優先的に回ってくるのか。
親鸞と日本主義
2020年11月7日 ブログ
「親鸞と日本主義」 中島岳志
・・・なぜ〝南無阿弥陀仏〟は、ファシズムと接続したのか。
大正から昭和初期にかけて起きた親鸞ブーム。その「絶対他力」や「自然法爾(じねんほうに)」の思想は、やがて〝国体〟を正当化する論理として、右翼や国粋主義者の拠り所となる。ある者は煩悶の末に、ある者は戦争の大義を説くために「南無阿弥陀仏」と唱え。「弥陀の本願=天皇の大御心」と主張した。「親鸞思想と国体」という近代日本の盲点を衝き、信仰と愛国の危険な関係に迫る。・・・(本書カバー)
本書を読んだ理由は、単に興味本位からで、思想的なモノは無し。
個人的には右でも左でも無くニュートラルのつもりです。
日本主義=国粋主義と思って読む。
・・・親鸞思想が必然的に日本主義化する訳ではない。親鸞自身を偏狭な日本主義者だと断罪するべきではない。しかし、昭和初期には親鸞思想が極端な日本主義へと容易に結びついたことも事実である。本願寺派・大谷派という真宗教団だけではなく、教団外の親鸞主義者も国体論を礼賛し、大東亜戦争に至る思想潮流を牽引して行った。・・・(P.275)
人々の心の安寧の拠り所となる「宗教」が、その時期は国家に寄り添い戦争遂行に協力した事実は衝撃。
親鸞の教えは高尚(ワカラナイまでも、そんな感じ?)だが、都合よく?解釈した。
教団組織としては、致し方なかったのかもしれないが。
おそらく他宗教も、似たようなことがあったのではないかと推測・・・。
・・・私たちは、親鸞と日本主義を結び付けた宗教者・思想家・文学者たちの失敗から学ばなければならない。私たちは、先人たちの苦闘から照らされている。彼らの轍を見つめ直すことで、自己を諫め、前に進まなければならない。・・・(あとがき)
戦略の役割
2020年11月6日 ブログ
ドラッカー365の金言 11月6日
聖アウグスティヌスは 奇跡を求めて祈り、成果を求めて働きなさいといった。
・・・善意で山は動かない。山を動かすのはブルドーザーである。使命と計画は善意にすぎない。戦略がブルドーザーである。戦略が山を動かす。
とくにNPOでは戦略が重要である。成果を求めて働くようにさせてくれるものが戦略である。戦略が意図を行動に変える。いかなる資源と人材が必要かを明らかにする。
かつて私は、戦略という言葉を使うことを反対された。軍事の匂いが強すぎるといわれた。だが、私の考えは変わった。計画が知的な遊びに終わっていることが多いことに気づいた。計画をきれいに綴じて棚においている。それだけで素晴らしいことを行った気になっている。たしかに計画はつくった。しかし、実際に行わないかぎり、何も行ったことにはならない。
こうしたことから、私は戦略という言葉を使いはじめた。戦略であれば、期待するものではなく、働くためのものであることがはっきりしている。・・・『非営利組織の経営』
晩秋から初冬にかけて吹きすさぶ、寒風の直撃を受けたように~身震いした一日一言。
「ブリ起こし」の雷撃を喰らったような一日一言。
アレコレ思い描くことはあるが・・・絵に描いた餅状態。
「戦略」大事。
働くため、行動するために必要。
5年前を思い出せ!。
いじくらしいコメント
2020年11月5日 ブログ
10月末からの連休はお天気にも恵まれて観光地や繁華街は、人出が多かったようです。
賑わいが戻ったのはヨカッタ。
・・・開館したての国立工芸館(出羽町)付近を通りかかったところ、建物前面の広場にテント~仮設飲食らしきブースがズラリと並んでいました。
賑わい創出~はいいのだが、工芸と飲食がどうもミスマッチのような気がする・・・。
ましてやコロナ禍中。
21美前でもイベントが行われるが、以前からこれにも違和感がありました(飲食は無いようです、もうやらないのかも)。
ゴミ管理の問題や景観のこともあるし、飲食じゃなくても文化芸術施設付近での仮設ブースはいかがなものでしょう。
いじっかしいことながら・・・。