輪島の「輪島KABULRT(わじまカブーレ)」見学。

社会福祉法人が運営する輪島市のまちなか再生事業の施設です。

市中心部に点在する空き家や空き地を再生し、カフェ、温泉、居酒屋、フィットネス、グループホーム、高サ住宅、ディサービス~地域のなんでもスペース・拠りどころにしました。

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まちなかにフィットネスがあり、窓を開けてエクササイズしているが・・・クレームなし。

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ディサービスに訪れた方が、規定時間になっても帰らずに居酒屋で一杯やっているといいます。

帰りは居酒屋に居合わせた方に送ってもらうとか。

高齢者・障害者・子ども~社会的弱者と見られている方々が集い、そこに施設スタッフが加わり~なんだか賑やかだな~ということで、周囲の住民も加わっていき地域の活性化となる。

そのきっかけが「輪島KABULRT」。

実際に、子どもたちや赤ちゃんを連れたお母さん方が集っています。

これらを総称して「ごちゃまぜ」。

まだまだ実験的な要素も多いかと思いますが、コミュニティ&まちなか再生・活性化の手法としては興味深いと思いました。

しかし、輪島と比べて地価の高い金沢では同様の運営は難しいとか。

 

金沢~田上でも「Share金沢(シェアかなざわ)」が、同福祉法人で運営されています。

ここは新しいタイプのまちを創生したものです。

あらためて見学の機会をつくって訪問してみよう。

まちづくりの切り口は、様々なんですね~。